最初の記事が書けないまま、気づくと深夜2時間が「検索だけで終わる時間」になっていた。
ブログを始めた当初、僕がずっとそれをやってました。
この記事では、同じように「始めたいけど止まってる」という人に向けて、実際に何が邪魔になっていたのかを書きます。SEO本・ライティング本・AIツールも触れながら、どこで詰まってどう動き出したかを正直に。
最初の記事が書けないのは、普通のことだった
ブログって、始める前は「書きたいことがあれば書ける」と思ってました。でも実際は、最初の1記事が一番しんどかったです。
深夜2時間、画面の前で固まってた
仕事して、子どもを寝かしつけて、やっと静かになった深夜。PCを開いても、「SEO 初心者」とか「ブログ 始め方」をひたすら検索するだけで終わる。
書きたい気持ちはある。でも何を書けばいいかが分からない。 1文字も書けずに寝る日が、普通にありました。
特に重かったのは「失敗したくない」という感情でした。限られた深夜2時間を使うなら、ちゃんとした記事を書きたい。でも「ちゃんと」が何なのか、初心者には分からない。結果、ずっと調べるループに入ってました。
「正しく始めよう」と思うほど、手が止まる
タイトルが決まらない。見出しが作れない。「誰向けに書くの?」で止まる。
これ、完璧主義のクセが出ると特にひどくなります。全部そろってから書こうとするんですよね。SEOを理解してから、ライティングを学んでから、AIの使い方を覚えてから——。
でもブログは、実際に書いてみないと分からないことが多い。「自分に合う形」は、やってみて初めて見えてきます。
SEOを調べるほど、逆に進めなくなった理由
情報が多すぎて「正解」を探し続けた
「SEOって大事らしいし、少し調べるか」で始まったのに、すぐ沼でした。
検索意図、キーワード設計、内部リンク、E-E-A-T——知らない単語が次々出てくる。しかも発信者によって言ってることが微妙に違う。
- 「まず100記事書け」
- 「いや、最初から質が大事」
- 「AIは危険」
- 「AI使わないと遅い」
育児後の疲れた頭で深夜にこれを読むと、何が正解か本当に分からなくなります。情報量が多すぎて、余計に動けなくなりました。
研究職の悪いクセが出た
今なら分かるんですが、当時の僕は「正しい始め方」を探しすぎてました。調べて、比較して、整理して——理系研究職のクセがそのまま出てた。
気づくと記事はゼロのまま。深夜2時間が「勉強だけして終わる時間」になっていました。
本を読んでみた——助かった点と、しんどくなった点
最初は「何を読めばいいか」すら分からなかった
不安だったので、まずSEO本とライティング本を探しました。でも、ここも普通に迷います。
レビュー数が多い本は安心感があるけど、難しそうなものも多い。逆に初心者向けっぽい本は「情報が浅いのかな?」と不安になる。深夜にAmazonレビューを延々と読んでました。
最初に読んでよかった本——目的別に3冊
最終的に候補に入れて読んだのは、この3冊です。
**『沈黙のWebライティング』**は、教科書というよりストーリー形式で読める本です。「SEOの空気感を掴みたい」段階には合っていました。レビューには「情報が少し古い」「ボリュームが多い」という声もあるので、最初から全部読もうとしなくていいです。気になる章だけでも十分です。
**『20歳の自分に受けさせたい文章講義』**はSEOより「伝わる文章とは何か」を整理できる本。ブログ特化ではないですが、最初って「読みにくい文章を書かない」だけでもかなり大事でした。
全部読む必要はないです。正直、最初は「1冊読んで1記事出す」くらいで十分でした。
本を読むほど「やること」が増える問題
ただ、しんどくなる側面もありました。
本を読むほど「タイトル設計」「導入文」「読者導線」「SEO設計」みたいにやることが増えていく。読む前より難しく感じる。しかも上手い人の記事を見ると、自分の記事が薄く見える。
深夜にそれをやると、メンタルにきます。
でも今思うと、最初の記事が未完成なのは普通でした。公開しないと何も始まらなかった、というのが正直なところです。
特に初心者の頃は、SEOを理解しながら、記事を書きながら、WordPressを触りながら、AIも覚えるという同時進行になります。頭がかなり疲れるので、「まず読み切れる本」を重視するのは正しい判断でした。難しすぎて止まる方が危険です。
AIツールを使ってみたら、便利すぎて逆に迷った
ChatGPTで構成が数秒で出てきた時の衝撃
次に触ったのがAIツールでした。タイトル、構成、見出しが数秒で出てくる。深夜2時間しかない側からすると、かなり希望に見えました。「もっと早く使えばよかった」と素直に思いました。
「全部AIに任せる」と、自分っぽくなくなる
ただ、使えば使うほど「なんか自分っぽくない」問題も出てきました。
文章が整いすぎるんですよね。でも自分が読みたいのって、そこじゃなかった。育児でヘロヘロな夜とか、寝不足で書いてる感じとか、失敗した話とか——そういう「人っぽさ」がないと、頭に入ってこない。
AIは構成整理は得意ですが、体験談や感情はどうしても薄くなります。「最後は自分の言葉が必要」というのは、使ってみて実感しました。
今の使い方——「全部任せる」ではなく「壁打ち相手」
今はAIをかなり活用しています。ただ感覚としては「全部任せる」ではなく、共同作業に近いです。
- タイトル案を出してもらう
- 見出しの整理に使う
- 詰まった時に壁打ち相手として使う
この辺はかなり助かります。一方で、深夜の空気感、育児のしんどさ、失敗した感情みたいな部分は自分で足しています。その方が、読み返した時に「自分の記事」になる感じがありました。
AI系の本を選ぶ時に注意したのは、AIジャンルは変化が早いので情報がすぐ古くなる点です。候補に入れていたのは副業視点でAIを触りたい人向けの本でしたが、「AIだけで全部解決する」という期待は持たない方がラクです。実際かなり助かるツールではありますが、最後は「自分が何を書きたいか」が残る感じでした。
最初の記事に必要だったのは、完璧さじゃなかった
「全員向け」をやめたら少し書けた
途中から「全員に役立つ記事を書こう」をやめました。代わりに考えたのが「数ヶ月前の自分なら読むか?」という問いです。
育児しながら副業を気にしてる人向けなら、無理に背伸びしなくていい。「自分もまだ途中です」くらいの方が自然でした。それだけで、少し書きやすくなりました。
深夜2時間、全部終わらなくていい
最初は毎回「今日で全部完成させる」と思ってました。でも現実は無理です。眠い、疲れてる、子どもが途中で起きる日もある。
だから最近は「少し進めばOK」に変えました。見出しだけの日、導入文だけの日——それでも積み上がります。深夜2時間は短いですが、ゼロではない。その感覚はかなり大きかったです。
公開ボタンを押して、やっと始まった
一番変わったのは、公開ボタンを押した後でした。
完璧じゃない。今見ると直したい。でも公開したことで、やっと「ブログをやってる側」に入れた感じがしました。
最初の記事は、完成度より「始めた」という事実の方が意味があります。公開してから分かることが、調べているだけでは絶対に見えてきません。
まとめ——最初の記事はうまく書けなくて当然
ブログを始めた時、一番苦労したのは最初の記事でした。SEOも分からない、文章にも自信がない、AIの使い方も難しい。だからずっと調べて止まってました。
でも今思うと、最初から全部できる人はほぼいません。特に、仕事と育児の合間でやる副業ブログは、理想通りに進まない日の方が多いです。
それでも、深夜2時間で少しずつ前に進める。調べる日があってもいい。1段落しか書けない日があってもいい。公開まで行けたら、かなり前進です。
僕が最初に助けられたのは、SEOや文章の「考え方を整理できる本」と「構成整理に使えるAIツール」の2つでした。最初から全部理解しようとすると止まります。「まず1冊読む」「まずAIに壁打ちしてみる」くらいで十分でした。
全部終わらなくても、少し前には進めます。それだけでいいと思っています。



